感情的になって関係を壊ししまう人は、音楽を聴いて心を落ち着かせたほうが絶対いい
すぐ感情的になって良好だった関係を壊してしまったり、職場で揉めてしまったり、人間関係で苦労することが多い人っていますよね。このタイプの人は寂しさや不安、怒りを普段からため込みすぎていて、感情をうまくコントロールすることができなくなってしまうことがあります。
例えば、恋愛関係においてもそうですね。恋愛のコントロールと聞くと感情を抑えて常に理性的でなければいけないと思いがちですが、そうではありません。実は感情というものは抑えようとすればするほど、逆に暴れやすくなってしまうのです。
●感情は静電気のようなもの?
電気と同じように、感情は抑え込んだ分どんどんたまっていってしまいます。でも静電気って一度放電するとしばらくは落ち着いておとなしくなりますよね?
それと同じで感情も定期的に放電してあげる必要があります。では具体的な方法とはいったいどのようなことをすれば良いのでしょうか?
●感情の放電方法
つらいことや悲しいことがあったり、仕事で疲れやストレスがたまっているのに無理をし続けたり、人は日々の生活の中で知らず知らずのうちに負の感情が蓄積されていきます。静電気のように感情を放電することが出来る方法なんてあるのでしょうか?実はその鍵を握るのが「音楽」なのです。
音楽にはジャンルによって人の心に与える効果が異なります。
・バロック音楽は人の心を安心させる
あまりバロック音楽と聞いてもどんな音楽なのかぱっと浮かんできませんよね。例えばバッハやヘンデル、コレッリなどですね。バロック音楽の整然とした曲調は、人の心に安心感や秩序感覚を与えるのです。精神の安定だけではなく、知能作業に適した環境を作ってくれる音楽なのです。マイナスの感情がすーっと楽になっていくようですね。静かに感情を放電させる効果が期待出来ます。
・トランス効果を得たいのならテクノ
テクノの特徴は単調なリズム。長く聴いているとトランス効果をもたらす音楽。中国の気功の専門家は「気」を乱す危険な音楽とみなしているようですが、人生は時としてトランス効果を感じたい時が多いですよね。感情を定期的に放電させるためにも、たまにはいいんじゃないかなと個人的には思います。
・メタルは激しい音楽は興奮状態に
激しい音楽は心拍や呼吸、血圧をあっという間に高める効果があります。ストレスを思いっきり発散させたい時に爆音で聴けば、感情を放電させる効果があるので最適ですね。感情のコントロールが出来ない!という時は、激しい音楽のライブに実際に行って歌を聴くだけではなく暴れてみるのも手です。
●抑え込むと怒りに変わる
感情を抑え込もうとすると、行き場をなくした感情は怒りへと変化を遂げてしまいます。怒りを抱えたままだとちょっとしたことでも普段からイライラしがちになってしまいますよね。自分自身の心にも悪影響ですし、周りにとっても良いことはありませんから、ますます人間関係がスムーズにいかなくなるのです。感情を抑え込みすぎて怒りに変わってしまう前に、しっかりと根底からすっきりとさせないといけませんね。そうなる前にあなたに合った音楽を利用して、うまく感情の放電をしてみてはいかがでしょうか?
●最後に
生きていれば誰だって嫌な思いをする場面が多々あります。順風満帆な人生を送っている人にだって、今まで一度もつらい思いをしたことがない!という人はいないはずです。疲れや負の感情はためておいても何もいいことはありません。音楽の力で感情の放電をして、人間関係もスムーズになる快適な毎日を過ごしましょう。「最近感情的になってしまうことが多いんだよなぁ…」という人は、状況が悪くなって手遅れになる前にぜひ試してみてください。